中嶋雑記帳

同人誌サークル中嶋商事主宰、中嶋條治のブログです。

『みちのくの星空の下に』感想

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著作・国吉嘉男先生

表紙イラスト さしみ先生

このコンビは凄かった……!

 

 

Twitterのタイムラインに、本作の表紙を担当されているさしみ先生の描いた表紙イラストが流れてきて、それで本作を知りました。

 

みちのく・青春・星空・そしてイラストの女の子の何とも言えぬ魅力。各要素が非常に魅力的です。目にしたのは何かの縁としか思えないほど、「読みたい」欲が収まらない本でした。

 

いざ購読すると、文体が優しくてスラスラ読み進められる。小説を読み慣れてない人にも読みやすいようにしている配慮が伝わります。実際、そうした人達にこそ読まれて欲しいと思って書いているのだろうなと感じました。私の場合は下手の横好きと申しますか、馬鹿なのに文章をダラダラと書きすぎる悪癖があります。本作を読み込んで勉強しなきゃいけません。

 


本作は、大阪に住む男子高校生の浩也と、岩手に住む女子高生の友梨子と言う、2人の主人公の遠距離恋愛を描いた青春恋愛小説です。彼女が欲しくてたまらない浩也と、過去の恋愛のトラウマで恋をするつもりが無い友梨子が、修学旅行のファームステイで出会い恋に落ちていく話で、非常に瑞々しい内容となっています。

私も学校を相手に写真撮影をしたりするカメラマンなので、林間学園等のファームステイはよく撮影していました。

 


ELTGLAY、XJAPANなど90年代の音楽シーンに絶大な影響を持つバンドが沢山出てきます。これらのバンドのファンにはたまらない本では無いでしょうか。

特に私はXJAPANが大好きなので、「国吉先生、Xを出してくれてありがとう!」といった心境です。

 

是非ご一読下さい。

 

映画『僕とオトウト』について

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映画『僕とオトウト』レビュー

 


本作を知ったきっかけは、映画ファン繋がりで交流させて頂いている、本作の上映委員会副会長である荒木氏が行う宣伝だった。

彼は日本大学芸術学部映画監督コースに在籍しており、彼の映画にエキストラで参加させて頂いたご縁がある。

 


私もセルフドキュメンタリーを大学の卒業制作で撮影した経験がある。だからこそ、学生が撮ったドキュメンタリー作品が劇場公開される事に少しの嫉みと大きな喜びを感じていた。

しかも、学生を主体にした上映委員会が配給・宣伝を行うと言うではないか。

私が大学で映画を専攻した時は、脚本・演出・制作・撮影・録音・照明助手・編集・美術装飾・エキストラ等をやったが、唯一出来なかったのが配給であった。

「ちくしょう、うらやまけしからん事しやがって」

…などと思ってしまった私を責めないで欲しい。

勿論、学業やそれ以外の活動に加えて配給に携わる学生委員会諸氏の苦労は察するにあまりある。

結果、テーマや内容を少し聞いたくらいで、本編を1フレームも見ていないのに荒木氏に対し

「公式Twitterが3ツイートしかないから、もっとこれこれこう言う内容を呟くといい」

「固定ツイートに映画の予告を載せて見れるようにしては」

「仲間内でいいからとにかく拡散をするように」

などと、無責任にアドバイスをしてしゃしゃり出た。一応そんな事を言い出した手前もあり、自分のアカウントや、裏のアカウントも使って、本作の情報を拡散した。

YouTubeでも動画をバシバシ投稿した方が良いと思ったが、多忙な為困難だと言う事になり、Twitterの「スペース」機能を使っての宣伝を提案したりもした。

スタッフの生の声と熱意を届けるには、呟きだけではなく、映像や音声が必要だと思ったのである。

私だけではスペースに多くの人は呼べないので、より集客力のある三次元からきたブロンディ氏にも御協力を賜り、スペースはつつがなく成功した。

こうして私は、学生時代に出来なかった配給宣伝の一助になるのを楽しんでいた。ただの老害予備軍である。

 


映画の上映も近づき、プレイベント『僕オトの湯』も盛況だったが、劇場鑑賞自体は諦めていた。

千葉県民の私にとって、近畿地方に映画を観に行くのはなかなかのハードルであった。

また、学校相手のカメラマンと言う職業柄、緊急事態宣言明けの10月〜11月は撮影スケジュールがビッシリと埋まっていた。

いつか関東圏進出ができるくらい、関西興行が当たれば良いな。それぐらいに思っていた。そうなれば私も見にいけるからだ。

 


だが、私が『僕とオトウト』を観るのは予想に反してかなり早まった。

何とプロデューサーや監督から許可が出て、特別にサンプル版を観させて頂けたのだ。

これはレビューしないわけには行かないと思い、こうして下手な筆をとっている次第である。

 


※以下、ネタバレを含みます。未鑑賞の方はくれぐれもご注意下さい。

 

 

 

 


『裸になった兄』

 


「家族を撮る」と言うのは、簡単そうに思えて中々難しい。私的なホームビデオや、我が子の運動会やお遊戯会ならばまだしも、セルフドキュメンタリー映画と言う形になると、

「これは映画なのか、ホームビデオなのか、どっちなんだ」

と、プロデューサーからお叱りを受ける場合もある。

映画制作専攻だった私の卒業制作が正にそれだった。私自身、撮る物事が定まらず作ったものだから、結果ペラペラな作品になってしまった。

この映画『僕とオトウト』も、(私のような意思薄弱さは無いにしても)そうした危険性を孕んでいたのではないかと思う。

本作は監督を務める高木祐透氏が、重度の知的障がいを抱える弟の壮真氏にカメラを向けたセルフドキュメンタリー作品である。

壮真氏は18歳になり、養護学校を卒業しようとしている。体が大きくなり、力もついてきた。今までは御母堂が押さえつける事ができたとしても、これからは厳しくなる。今後両親が他界したら、監督の祐透氏が壮真氏の面倒を見ていかなければならない。そうなる前に、もう少し弟について知っておきたい、理解しておきたいという目的で、高木監督は「オトウト」にキャメラを向けたのである。

前半のあたりは、悪い意味で映像が「緩い」。

また、機材のせいなのか音声に難がある。キャメラから少し遠い距離で撮影されたシーンは、音声が耳障りになり、ストレスすら感じるほどだった。

だが、そんな中でも、監督がiPhoneで鏡に写る自分達を撮影する画が出た時は「新しいなぁ」と感心した。SNSであれば、筋トレ女子が鏡に写る自分の肢体をスマホで自撮りした投稿をよく見るが、「映画」のスクリーンでは今まであまり目にしてこなかった画である。

しかも何の映像を撮っているのかと言えば、兄弟仲良く歯を磨いてる風景だ。2人の関係性がよく分かり、見ていて微笑ましくなる。

 


「親は最高の映画監督であり、カメラマンである」

これは私の恩師・成田裕介監督に言われた言葉だ。お父さん・お母さんは我が子を愛してやまないので、運動会やお遊戯会のビデオなどを見ても親の愛情がヒシヒシと伝わって来る。プロには撮れない映像なのだと言う。また撮られる子供の方だって、大抵は親が好きだろうから、撮られている時の表情が素晴らしい。

この歯磨きの場面も正にそうだ。「兄弟」と言う関係で撮影されているからこその温かみに溢れた映像になっている。

しかし、成田監督はそのあとにこう続けている。

「その代わり、そうした映像は、他人には興味が持たれない場合が多い。よその家のホームビデオほど退屈なものはないからだ。我々プロは、他人を楽しませる映像を撮れるようにならなければならない」

そう、まだここまでは、『僕とオトウト』は劇場公開映画として弱い気がしていた。

そんな中、とある場面で非常にデリケートな画が出てきた。家族が、特に母親が仮に気付いていても決して口にしてはいけない行為を、画に映してしまっているのだ。しかもそれについて母親と会話している!

「劇場公開映画として弱い」だの、私の抱いていた生意気な感想は見事に粉砕させられた。

高木監督の覚悟が伝わり、「ちょっとこの映画はタダもんじゃねえぞ」と襟を正さずにいられなかった。

それでも全体としてはまだ緩い雰囲気が進む中、映画の流れが中盤でガラリと変わる。

 


髙木家では、壮真氏の行動が昔から余りに危なっかしいので、全ての部屋に鍵が付いている。

何しろ商業施設の防火用のボタンがあれば押してしまうし、トースターに物を入れて火事の一歩手前にまで来たこともあるくらいだ。

だが、監督はそのようにして弟の壮真氏を押さえつけていたら分かり合えないと思い、

「壮真の好きにさせてやろう。そうすれば、壮真が何をしたいのかもう少しわかるかもしれない」

と思い立ち、鍵も全て開け、好きにさせてあげてみた。

結果、弟が何をしたいのかがわかったので、「よし、これはいけそうだ」と本作プロデューサーの池谷氏の元へ報告に行く。

すると、そこで池谷氏からダメ出しを喰らう。

しかもフィックスの引きの画で、淡々と

「そういう、高みからの言い方は、目線が違うんじゃねーかな」

…と、言われてしまう。

出鼻が挫かれる格好になり、いやでも観客は「この後どうなるんだろう…」と思わずにいられない。

本作はこの瞬間まで手持ちの映像が多かった。そんな中、いきなり引きの固定の画が出てくるのだから、タダでさえこのシーンは印象に残るのだ。

しかも、この場面で初めて本作に「他人」が登場する。今までは兄弟と母親、養護学校の先生、これしか登場していないのだ。初めて出てくる、全くの第三者。その人物からの意見が観ている人の心に深く突き刺さる。

初めて登場した「家族」以外のキャラクター。しかも手持ちではないフィックスの画が観る側に余計なストレスを与えないお陰で、ストレートに池谷氏の言葉が頭に入る。

ここで遂に、映画が転がり始めたなと思った。

その後に出てきた監督の独白ショットには息を呑んだ。部屋は真っ暗であり、ライトのせいか、顔に幾つもの影が浮かび上がり、今までとは全く違う雰囲気が出てくる。

しかも、間を置かずに弟がとある事件を起こしてしまう。ここで初めて出てきた父親がかなりきつい発言をしているので、観ているこちらとしては虐待を疑うほどだった。

前半のホームムービーが、池谷氏登場以降ガラリと変わる。緩み切っていた糸がピンと張り詰められたような感覚。「ドキュメンタリー映画」に化けた瞬間だった。

祐透氏の動揺、苦しみ、寂しさが、これ以降どんどん画面から溢れ出てきた。

 


そうした様々な事件・葛藤の末、監督は初めて父親と対話する。

今まで(本編中では)母親としか対話していなかった監督が、壮真氏についての思いや考えがどうも他人事に考えているように感じる父親に対し、24年間の思いの丈をぶつけた。

監督の祐透氏はこのドキュメンタリーを撮って、弟を理解しようと思っていたが、結局は自分の悩みにぶつかっていく。

本作のコピーには

「カメラを持った。見えてきたのは自分だった」

という文言がある。まさにそうだ。本編で様々な映像が出てくるが、積み重なっていくのは弟・壮真氏への理解というより、それ以上に監督自身の悩み、やり場のない悲しみや怒りである。

父親に思いをぶつけ、自らの体を叩き、声を荒らげる監督の姿は悲痛極まりない。

そんな傷つき疲れ切った監督を優しく抱きしめてくれたのは、母でもなく、父でもなく、監督が今まで散々「理解しよう」「何でも好きにさせてあげよう」と思い、何度も抱きしめてきた他ならぬ「オトウト」壮真氏だった。

私はその場面を見た時、思わず涙を一粒流してしまった。これはやられた。

良い。編集が非常に良い。

兄が弟の事を考えているように、弟も兄の事を考え、心配しているのである。

兄弟とはいえ、全ての気持ちが通じ合っているわけではない。

だからこそ祐透監督は、映画のクライマックスで「オトウト」壮真氏と腹を割って対話する。そして壮真氏の事を「わかってしまわない」ように向き合っていこうと思い立つ。

親というもの、兄や姉というものは、自分の子供や弟・妹についてわかったような気になってしまうものである。だが、それは単なる思い上がりであり、実際は見てないところでしっかり成長をしている。「男子3日会わざれば刮目して見よ」と言うが、全くそうだと思っている。しかもいつの間にか好きな趣味などを自分で見つけていて、「いつの間に⁉︎」とビックリするものだ。

だからこそ、監督・祐透氏の弟に対する向き合い方の決意は素晴らしいと思うのだ。

この映画で描かれた兄弟の対話、「お互いを分かってしまわないようにしつつも、しっかりと向き合う行為」は非常に普遍的なもので、多くの家庭ではこうした対話や向き合いが中々できていないのではないかと思っている。

もしこの映画を見たお客様に、自分の家族への向き合い方を考えるきっかけを与えることができたら、とても素晴らしい事だ。その可能性は非常に高い。それだけの力が本作にはあると確信している。

 


実際、本作は短く、画も正直そこまで良いものが少ない。だが、不思議なことに力がある。監督の裸の心が垣間見える。

その心を曝け出した監督の覚悟に感動したからこそ、私はこの拙い文章を書こうと思い立った。

他人には逆立ちしても撮れない、高木祐透監督だからこそ作ることができた唯一無二の映画。それが『僕とオトウト』だと思います。

 


ぜひ、劇場でご覧ください。

 

 

↓映画『僕とオトウト』HP

https://boku-to-otouto.com/

 

京都みなみ会館 10月22日〜終了未定

元町映画館 10月30日〜

シネ・ヌーヴォ 11月6日〜

 

初めてエロ本を買った、高一の夏

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「変態で何が悪い」

そう開き直り、一冊のエロ本を手に取った。

2009年の高校一年の夏、私はある大学見学の帰り道に都内の本屋へ立ち寄り、そこのライトノベルコーナーで思案に暮れていた。ライトノベルは当時から大隆盛を誇っていたが、私自身は、「ラノベ」読書歴がほとんど無い。太宰治京極夏彦筒井康隆などの作家の本は好んで読んでいたが、スニーカー文庫電撃文庫と言った、ライトノベルのレーベルから出ている普通の「ラノベ」は、当時から全く読んでいなかった。

そんな私が、何故この本屋でラノベコーナーに立っていたのか。実は目の前に平積みされている本に原因があった。

成人向けライトノベルレーベルから出ている新刊が多数置かれていたのだ。この時まで私はライトノベルに成人向けが有ることも知らなかった。世間知らずにもほどがある。

因みにこの時私は大学見学の帰りなので制服姿である。この姿で「エロラノベ」の前に立ちっぱなしでは「エロ高校生」のそしりは免れまい。高校が千葉県で、知り合いがまずいない書店だと言う事が私の救いであった。

官能小説を買うなんて変態ではないか……。当時エロ本らしいエロ本に触れず、少年漫画のお色気シーンくらいしか見たことのない私は、そう思って購入をかなりためらっていた。

しかし、その中の一冊の本の表紙を目にして、私の思いは一気に傾いた。

その本は、あるシリーズものの第3巻であった。中世ヨーロッパに似た世界が舞台で、主人公がある国の王子で、そこで多くの美女とハーレム生活をしているという話だ。

その絵が、私の好みだった。よくある没個性的な萌イラストとは違い、作者の芯が前面に出ている良い表紙だったのだ。

でも、第3巻である。1巻はないのかと思って棚を探すが、見当たらない。最新作第3巻のみであった。

これには悩む。2巻分を知らないで、果たして内容を理解できるのだろうか?

そこで私は、最初の10ページほど立ち読みしてみた。既にこの時点で私はド変態の仲間入りである。本に18禁マークがついていないのが藁ひとすじの救いだった。

読んでみると、これが、中々面白い。挿絵も趣味にどストライクである。性教育以外でのエロ方面の知識がどうにも乏しい私は、冒頭に繰り広げられる濡れ場を読むだけで興奮するとともに、ある意味では勉強になった。この知識がそのまま将来役に立つかはさておき、最後まで読みたい衝動に駆られる。

購入意欲が芽生える。若い男子高校生のリビドーも抑えがつかない。しかしどうもためらってしまう。店員に変態と思われたら恥ずかしい、家で親に見つかったらどうする。そもそも店員に売るのを拒否されたら何にもならない……。

初めてエロ本を買うとき、人間はこんなに苦しむものなのかと思うと、大人に対する見方が変わりそうになった。みんな苦労していたんだな、と勝手にホロリとしてきた。

既に立ち読みは10ページを超えようとしている。これ以上続けたら購入拒否の前に店から追い出されてしまう。買うべきか、買わざるべきか。それが問題だ。変態と言われても良いのか……。

そう自問自答した時、ふと私はこの言葉を思い出した。

「オタクで何が悪い」

という言葉である。ネットか何かで目にした言葉だった。この言葉は、昔から蔑まれ忌み嫌われた「オタク」と呼ばれる人種(?)への偏見に対して放った強烈な台詞として、私の中に深く刻み込まれたものだった。

そうだ、何が悪いんだ。私は好きなものを好きだと思い、それを手に入れたいだけなのだ。すけべなのは、男と生まれたからには背負わざるを得ない宿命なのだ。

「変態で何が悪い」

そう、馬鹿馬鹿しいにも程がある自己肯定を脳内で勝手に行った私は、くだんの本を手にしたままレジへ向かった。決死隊の心境だった。

結果はどうなったか。本にカバーまでつけてもらい、それを鞄へ大切にしまった状態で本屋を後にしていた。ここまで本を大切に鞄に入れた経験はそうそうない。

まずはこの本が完全に自分のものとなった事を喜んだ。家までの帰り道は本の事で頭がいっぱいで、当然ながら大学見学の内容など遙か遠くへ飛んで行ってしまっていた。ただでさえ馬鹿な少年である。今私は焦らされていると言っても良い。湧き上がる青いリビドーが溢れた中でつまらない大学見学の話など邪魔もいいところだ。

ようやく家に着いて、早速読み込んだ。控えめに言っても素晴らしい作品だった。その後に出された最新作を含め、シリーズを買い集めた。いずれも素晴らしい作品で、今でも家の本棚にある。

この本の購入が、現在私の趣味の面に与えた影響はかなり大きかった。私は高校時代文芸部に所属していて、短編小説を十数編書いていたが、社会人になって初めて短い官能小説を書いてみたのである。遊び程度のつもりだったが、これが大変難しかった。AVやエロ漫画などの視覚情報ではなく、文字情報のみで読者に性的興奮を与える。これがいかに難しい事なのか痛感させられた。

少々下品な言い方だが、高一の夏に買ったあの成人向けライトノベルは、その頃大変「お世話」になった。

しかし現在、その本は官能小説執筆の教科書として、現在とても「お世話」になっているのだった。

 


◯当記事について

知人に勧められた某ライティング・ゼミで書いた課題記事です。幾たびの落選を経て初めて認められた記事でした。実話です。

因みにこのエロ本は竹内けん先生の『ハーレムキャッスル3』です。竹内先生のハーレムシリーズの中心的(?)シリーズであるハーレムキャッスルを当時知る由もなく、それなのによりによって第3巻から買う愚行を犯すのは1億日本人の中でも私だけでありましょう。それでも表紙買いしたいと思った表紙でした。最高です。皆様も是非お読みください(18歳以上でなきゃダメですよ)。

それと、「オタクで何が悪い」と言う言葉は私が高校1年の夏に行った演劇部の合宿で、実際に他校の演劇部員が放った台詞です。

平井駅の女

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今朝の平井駅で嫌な思いをした。私も大人気なかったし、イラつき過ぎていたと今なら反省している。

私は本日、卒業アルバム印刷会社経由で、平井にある写真業者から某小学校入学式の撮影を依頼されていた。業者の事務所に7:30迄に来て欲しいと言われていて、5時起きで向かっていた。

気分が重いのは早朝のせいだけでは無い。
初めて行く業者、初めて行く学校。スナップ写真と保護者有りの入学記念集合写真撮影…これだけでかなり緊張する。カメラバッグ、三脚、大型ストロボ、上履きが入ったリュックなど、大荷物の撮影機材を抱えながら満員電車に揺られているので、疲労と心労は平井駅到着時には相当なものとなっていた。まだ撮影前なのにだ。

平井駅に着いたのは6:45。思っていたより早い。タクシーで行けば5分で事務所に着ける。
よし、朝ご飯にしよう。
と言う事で、JRの駅によくあるイートイン可能なパン屋VIE DE FRANCE が空いていたので、そこで朝ごはん兼休息と洒落込んだ。
サンドイッチ詰め合わせとコーヒー・ヨーグルトのモーニングセットを購入し、カウンターを避けて、店の外れにある1人がけの席に着いた。カウンターだと私の4つある撮影機材が両隣を圧迫してしまい、お客さんにもお店にも迷惑をかけてしまうからだ。
ホットコーヒーを一口飲む。今朝は最近の暖かさが嘘みたいに冷え込んでいたから、余計に心に染み入った。サンドイッチを一口頬張る。無難で決して不味くはない具材が飢えた身体に活力を授けてくれる。これから撮影で大変だが、この数十分はリラックスした時間が味わえる。嬉しくて涙が出そうだった。
電車から降りて、途中で止まっていたYouTubeの動画を思い出して、再生した。リラックスして動画を見る。幸せな朝のひとときである。

そんな朝のひと時に、いきなり侵入してきた奴がいた。
私の横に50代前後の女(オバハンと言いたいのを堪えている)が立ったのだ。
「すみません」
私に女はそう言ってきた。イヤホン越しに聴こえてきて、私の幸せなひとときは瓦解した。
私はワザと嫌な顔をして女の方を振り向いた。気味の悪い笑みを浮かべて、女は中腰になりながら椅子に座る私を見下ろしていた。
「何ですか」
朝のリラックスタイムを邪魔されて、私の怒りは既に沸点だ。
「あ、すみません、実はお話聞いて欲しいんですが…」
一体この女は何なんだ!?私の脳はこの女の正体を探ろうとしていた。この朝早くに駅のパン屋のイートインコーナーで初対面の男に話しかけてくる女は何者なのか。
私は見た目が優男で、落ち着いていて、クレバーに見られる節がある。(自分で言うな)無論中身はポンコツなので、長い付き合いの方は直ぐに私がタダの馬鹿だと知る事になる。
ただ、この見た目のせいで、有楽町や様々な駅の前で不動産投資等の街頭インタビュー、宗教勧誘に捕まる。
目の前の女の服装はスーツではなく、派手では無いがビジネス仕様とは思えず、普段着だろうと推察出来た。この時点で不動産投資などの街頭インタビューと言う線は消えた。となると、宗教の勧誘か。しかし、聖書やチラシを入れた鞄を持っていない。これも違うだろう。どんなツラだ?と、顔全体に目をやる。髪は茶色で肩までのセミロング。眼鏡は無い。
……ここで間抜けな私はある重大事にようやく気が付いた。
女は気味の悪い笑みを浮かべていると先程書いた。何故表情が分かったのか?この新型コロナウイルス感染拡大の時代に。答えは簡単である。女はマスクをしていなかったのだ。

ふざけるな。私は学校相手のカメラマンだぞ。日頃感染予防を出来る限りしているが、仮にコロナに罹ったら、弊社が取引している学校に報告しなければならない。当然、保護者にも知れ渡るだろう。そうなればただでさえ苦しい我が写真館は終わりだ。57年の歴史に幕を下ろす事になる。
しかも私は今マスクを外してモーニングである。非常に無防備だ。

私は慌てた。マスクの効果云々についてはどうでも良い。ただ、こんな女のせいで私の人生を壊されたく無い。
「何してるんですか!マスクして下さいよ!」
私は声を荒らげた。朝ご飯を邪魔された事よりもノーマスクである事に怒りが湧く。
女はビックリしたように後ずさった。優男と思ったら嫌悪剥き出しで大声を出されて面食らった感じだろうか?
「あ、すみません…」
女は退散しようとした。
これはこれで嫌だ。私の朝食を邪魔した無礼を詫びさせるつもりは無いが、目的は聞いておきたかった。後学のためである。
「ちょっとちょっと!何の用だったんですか!」
女は少し距離をとった。成る程、ソーシャル・ディスタンスの概念はある様だ。
「実は私、ある事情でお金をなくしまして〜」
その時点で私はこの女の話を聞くのをやめた。キッパリと縁を断つことにした。
何だ、結局金目当てか。
私は現在、これからやる撮影の緊張感で気持ちが苛立っている。話を聞いてやる精神的余裕など絶無なのだ。その精神的余裕を呼び起こそうとしたBreakfast は邪魔されてしまい、現在怒り心頭である。
1円だってこの女にあげる気は無かった。
それに、私はこの時手持ちの現金が3千円しか無かった。(最初は6千円入っていたが、我が家の最寄り駅でSuicaにチャージしてしまったのである)
うち千円は、朝食後に事務所へ行く為のタクシー代である。もう2000円は、いざと言うときの最低限の現金だ。基本的にカードやQR決済を常用しているから、現金の持ち合わせは無かったのだ。
だから、仮にあげる気があったとしても、渡せない訳である。
今思い返すと、話を聞いて千円だけあげても良かったかもしれない。しかし、私はこの時、朝ご飯を邪魔された怒りで優しさを忘れていた。

女はそそくさと退散し、私は朝ご飯を再開してYouTubeも楽しんだ。
事務所に行くタクシーの中では女の事などすっかり忘れていた。

今、私は横浜に向かう電車の中に居る。
明日は横浜・桜木町にある小学校入学式の撮影を依頼されている。遠いから前泊をするため前日の夜の内に向かって居るのだが、本当は既に着いているべき時間なのだ。5時には早退して横浜に行き、途中で整体などして身体を少しでもケアしたかった。
今日の撮影は思っていたより動き回り、足を痛めていた。出来れば何とかしたかった。それが出来ず、ストレスが溜まって居る中でこの文章を打ち、発散している。
愚痴を言ってスッキリするようなものだ。
だからこの投稿にオチはない。ただの私の愚痴である。

株式投資初心者にお勧めの動画は?

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株式投資に興味が出てきたけど、何をして良いか分からない。

セミナーは高そうだし、意識高い系が多くてウザそう…

・本を買うにも1,000円以上の値段で買うのをためらう。

・そうだ、YouTubeならどうだろ!?

と、思った方にお勧めしたいチャンネルや動画を書いていきます。投資を始めようか悩んでる人は、是非ここに出てくるチャンネルの動画を見て判断してみて下さい。

ただし、投資に正解はありません。やる場合はあくまで自己責任で……

 

 

こんにちは、中嶋です。

日経平均株価が、バブル期以降30年振りに3万円台に回復したと言う報道が世間を騒がせました。

平時なら私は「ふーん、株とかよく知らんけど、良かったのかな?」と思っていたかもしれません。

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が、今はコロナ禍。緊急事態宣言の真っ只中です。飲食店は20時で閉まる、コンサートは中々行けない。マスク無しの入店は出来ない、手指消毒必須……

新しい生活様式を守りつつ、不自由な日々を過ごさざるを得ません。

景気もどんどん悪化していて、閉店していく飲食店や小売店は後をたちません。

「何で株価が上がってんだよ!」

そう思った方もいると思います。

私なんぞは、改めて

・株とは何か。

・資産運用とは何か。

……を、考えさせられました。

 

1.株式投資に興味はある。でも怖い…

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多くの日本人は、「投資」と言う言葉にアレルギーがあると思います。

・ギャンブルだ

・騙されそう

・胡散臭い

・損したら怖い。

・株で儲けるなんてズルい気がする。etc…

私もそうでした。何しろ、金融や株について、学校では殆ど教わりませんからね。親御さんが教えてくれるか、興味を持った人が自発的に調べる他に手が無い。ただ、去年の夏に積立NISAを始めた辺りから、私個人としては株式投資と言うものに興味が出てきています。

 

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投資を始めるにあたって、怖いのは何と言っても元本割れリスクでしょう。

折角貯めた100万円を投資にぶん回した結果、1年後に90万円以下になっている場合も考えられます。現に新型コロナ感染拡大が騒がれ始めてからは株価の暴落が起こりました。

この価格変動に耐える鉄の心を持てるかどうか、それで勝つか負けるかが決まるのだそうです。

 

もっとも、私も株を始めたばかりです。勉強しているまっ最中。何なら、こんなブログを書いて良い身分ではありません。

私はコロナ禍になるまで、S&P500やインデックスファンドと言う言葉すら知らずに生きてきました。これは私が単に無知な情弱だったからですが、これでは投資をやろうだなんて思えるはずもありません。

いくつもの種類・やり方があるのに、何でも「投資はギャンブルだ」と決め付けるのは早まっているかもしれません。

今の時代、投資をするしないはともかく、わざわざ高いお金を払ってセミナーに行ったり、本を買わなくても、無料で見られるYouTube動画は沢山あります。そんな時代に、動画でも良いから、株や投資、金融について知るのは決して無駄では無いはずです。

資本主義の国に生きている以上、お金と無縁ではいられないからです。

そんな修羅の時代を生き抜くヒントを貰えるかもしれないチャンネルが次になります。

 

2.お金・投資を学べるYouTubeチャンネル

 

1.中田敦彦YouTube大学

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出た!中田のあっちゃん!

最近吉本を退社して話題になりました。私にとってオリエンタルラジオの武勇伝はモロに世代なので、中田敦彦氏を毎日YouTubeで見られるのは決して嫌では無いんです。

この中田敦彦氏のYouTubeチャンネルは、所謂教養系チャンネルになります。

一流の芸人さんであるが故に、喋りが物凄く上手い為、いつの間にか20分の動画を見終えてしまっているなんて事が多々あります。

ただ、中田敦彦氏のYouTubeチャンネルを取り調べていると、必ず「中田の動画は間違ってる!」「参考資料が駄目!」と言う反論動画やアンチの声に遭遇します。私は幸い中田氏の信者ではありませんから、反論意見も素直に見ることができる訳ですが、信者になると盲目的に動画の中身を信用して鵜呑みにしてしまうので注意が必要です。

実際、中田氏の動画は1冊ないし2冊の参考文献を元にしていることが多いです。本が間違ってる場合、もしくは既に古い情報がメインだった場合もある訳です。また、中田氏の動画は一本撮りなので、多少ニュアンスがおかしかったり、簡単にわかるように説明する上で誤った話をしてしまう場合もあるのかもしれません。

 

大切なのは、鵜呑みにしないこと。沢山の情報を仕入れて判断するのが一番であり、中田敦彦氏の動画を観たから俺は株マスターだ!なんて思うのは絶対に駄目です。カモにされます。

 

お勧め動画

https://youtu.be/AmYkYxKnsw8

『【年金問題①老後2000万円不足の真意とは? 年金の本質を理解すれば不安が解消!』

私の場合、全てはこの動画から始まったんですよね。一昨年前にマスコミで騒がれた老後資金2000万円不足問題についての動画です。私は金融・情報リテラシーが低いものですから、本当に心配しました。今の残高のままだと0が1つ足りないからです。

実際には、場合によるとしか言えないんです。金融庁の出したくだんの報告書は、「年金だけだと余裕のある生活が出来ませんから、今のうちから株とか資産運用していきなさい。悪い事言わないから」と言いたかっただけなんです。銀行屋や証券会社が窓口で言うような話を金融庁で言っただけのことです。

投資をギャンブルだと思っている人は多いですし、特に本邦は貯金至上主義な所があります。金融庁はそうした国民のマネーリテラシーを上げて、株式投資だとか資産運用に関心を持って欲しいのです。何しろ今の低金利で銀行に金が預金されているままだと儲けが出ませんから。

しかし、報道の見出しや2000万円と言う数字が一人歩きしてしまい、デモに発展した訳です。

「年金とは長生きするリスクに備えた保険なのです」と言う台詞にはガツンときました。

この動画を観て以降、私は中田氏のお金にまつわる動画を見ていきました。

 

実際、年金だけだと不安なのは変わりません。

株式投資をするならどうすれば良いか、何を考えれば良いのか。不安だったのです。

 

https://youtu.be/R_kzxTCcwbc

『【お金の授業①〜学校では教えてくれない「資産運用の鉄則」素人が必ずハマる罠編〜』

お金の授業に関してはこちらの動画から本格的にスタートします。こちらでは、株式投資に関する考え方をマスター出来ます。要は、保険屋さん、銀行員さんのいる窓口には行くなと言うことです。彼ら彼女らは私達の親では無く、サラリーマンです。会社の利益、自分の給料のために働くんです。彼ら彼女らの給料はどこから出ているのか?手数料であり、信託報酬であり、利息だったりします。

投資で勝とうが負けようが、支払う手数料は変わりません。だから気をつけなければいけない。

対処法は簡単です。ネットで株を買えば良いだけなんです。

「言うは易しだけど、怖いんだよ!」

となりますよね。大丈夫。今後やり方が出てきます。

この動画は前後編別れているので、是非2つとも見て欲しいです。

 

https://youtu.be/hq7EtERjXX8

 

『預金か投資か 大人も子どもも知っておくべきお金の増やし方入門』

こちらも有益な初心者向け動画です。

複利」と「単利」の違いを知っていれば、むしろ見なくても良いかもわからない。

逆に「複利?なにそれ。福利厚生?の事?」と思った人は、悪い事言わないから今すぐこの動画を見て下さい。

 

https://youtu.be/MImR-ujQzzg

 

『【株投資①】誰でも稼げる米国株投資〜富裕層になるための鉄則』

ここから遂に株式投資の具体的な方向・考え方・買い方などが出てきます。

参考文献はバフェット太郎という方の書いた『バカでも稼げる米国株高配当投資』です。非常に目を引く題名であり、だから中田氏も食い付いた。そして読んだ所、内容は非常に堅実だと分かったので取り上げたんですね。

それと、たぱぞう氏の『お金が増える米国株超楽ちん投資術』も参考文献にしています。

ここで、米国株投資やS&P500ETF、キャピタルゲインインカムゲインと言った投資用語や銘柄の名前が出てきます。

この動画も全編後編ですが、非常に有益です。

 

ただし、ここで気をつけなければいけない問題が出てきます。

 

バフェット太郎氏はアンチが多く、本を出したのも2017年です。新型コロナウイルスなんてこれっぽっちも出てきてない時代の本です。

情報が最新かどうか?これを考えなくてはならない。

普遍的な内容も多いので、参考になるのは間違いありません。しかし鵜呑みにしてはいけない。それを念頭に置きましょう。

 

実際、反論動画が出ています。

こうした動画と中田氏の動画、そして参考にした文献を読んでいくのが一番良いのかもしれません。

「面倒だよ〜」と思う方もいらっしゃる筈ですが、こればかりは仕方ないと思います。自分のお金の事ですから。生かすも寝かすも殺すも人それぞれなのです。

https://youtu.be/0WvxI-2-9Tc

中田敦彦さんの米国株投資解説は間違いだらけ』

https://youtu.be/q6OhUgPHuRI

中田敦彦氏が間違っていたポイントを分かりやすく解説』

https://youtu.be/IE-_kEPmjf8

ETFのデメリット 2020年版マネーマシンの作り方』

 

2.バフェット太郎の投資チャンネル

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続いてご紹介するのは、先程の中田氏のYouTubeでも取り上げられた『バカでも稼げる米国株高配当投資』の著者であり、『バフェット太郎の秘密のポートフォリオ』を運営している兼業個人投資家、バフェット太郎氏のYouTubeチャンネルです。

 

バフェット太郎氏の名前は、投資の神様と呼ばれる「ウォーレン・バフェット氏」から来ています。

なぜこの人を選んだかと言うと、まず、YouTubeチャンネルの動画のクオリティが中々高いからです。

豊富な知識は勿論ですが、バフェット太郎氏はVYONDと言うアニメーションソフトを駆使して動画を編集しております。これがまた、見やすい。外注せず自分で作っているのも好感度が高い。

何より氏は、数多ある投資系YouTuberの中でも「目を引く方法」を知っています。

非常に上手いと感じたのは、先ほど挙げた動画のサムネです。

『米国高配当株に投資するな‼︎』

です。

『バカでも稼げる米国株高配当投資』と言う本を書いてる人ですよ?

中田敦彦氏が紹介してるんですよ? お陰でかなり売れています。

 

「それでいてこんな動画出すって、どう言う事だー! もう本買っちまったよ!てめぇ嘘書いたんかーい!」

 

…と、ブチ切れる人がいるかも知れません。

『バカでも〜』は1500円しますからね。不況の嵐が吹き荒れ、年収300万以下の人が多くなっている昨今、1500円の本を買うと言うのは中々勇気のいる出費ですよ。

数ヶ月前、「給付金入るまで本買うのを控えるって、一冊900円の新書を買い控えるってどんだけ金ないの?投資とかしてないの?」といってた人がTwitterに居たのですが、そうです。今や新刊購入は贅沢なのです。

 

でも大丈夫です。別にバフェット太郎氏は米国株高配当投資を全否定していません。

どちらかと言うと、『米国高配当株に投資する上で注意するポイント!』みたいなタイトルこそ相応しいような動画でした。

「なんだ、それじゃそうしたタイトルで良いじゃん」

と思う方もいらっしゃるかもしれないですが…

そんな「ヌルい」題名で、見ますか?

そこなんです。バフェット太郎氏の凄さは、多くの人の目を引く、「ツカミ」に優れている点なのです。

そして、別にタイトルに偽りも無いのです。実際、配当利回りの高い銘柄は「高配当株」ですが、高すぎる利回りには気を付けろと言っています。

何故ならば、高い利回りで投資家から金をある程度集めてから減配(配当利回りを減らす事)を始めてしまう可能性があるからです。

「あ、それは確かにまずい」と、思いますよね。大体利回り6%を超えると危険だと本動画では言っています。

3%〜4%が妥当であると言う事なので、気をつけなきゃいけないですね。「メチャクチャ高い利回りの株買いまくって、配当金生活だー!」…みたいな事をしたら痛い目を見るのです。

他には

https://youtu.be/19eLqpcQpn0

『祝 日経平均株価30年ぶりに3万円の大台に回復』

これも非常に有益でした。冒頭にも書きましたが、日経平均株価がバブル期以来の高値になった理由、今後の展望について触れています。

これを見ると、日経平均株価が回復しても嬉しいどころか益々大変な事になると思って、全く『祝』って感じにならないのですが、まぁ要は、株価が上がるに従って貨幣の価値は今後下がるので、株やビットコイン、金に資産を回しておけと言う事ですね。

 

https://youtu.be/SaKeDRHMma4

 

こちらも素晴らしい動画でした。『過去にタイムスリップして、80年代のアップル株に投資する方法』

これもやはり良いタイトルですよね。何も本当にタイムスリップするんじゃなくて、30年後にアップル並みの企業になる銘柄を買う方法を教えてくれています。

それはどこの企業・業界かと言うと、実は「宇宙産業」なのです。

詳しくは見て頂きたいのですが、GAFAMは今や帝国と化していて、これらの企業に勝つのは最早不可能です。

しかし、別の業界から30年後のGAFAMが出てくる可能性は勿論あるわけで、それが宇宙産業かもしれないと言う事なんです。

ワクワクしてきました。どうせ当たらない宝くじを買うなら、宇宙株を買うのも一つの手かもしれません。

 

https://youtu.be/ludOWzIvzmA

そしてこちら。『GPIF年金運用【大勝利】左派涙目』です。これはちょっとこのブログの趣旨とは違いますが、身近な話です。

私達が毎月支払う年金。実はその一部は投資に回されています。

GPIFという組織があり、現役世代が払う年金保険料の一部を積立運用しているのです。

私達が「投資は怖い」「元本割れしちゃうかも…」と足踏みしてる間に、私達の払った年金はしっかり働いているのです。既に私達現役世代は間接的に株式投資をしているようなものです。

そして、結果は凄いことになっています。

2019年には8兆円の赤字でしたが、2020年は12兆5千億円の黒字でした。ちなみにトータルで言うと、なんと70兆円の大黒字です。

これは日本株・外国株・日本国債・外国国債をちょうど25%ずつになるようなバランスで運用している結果、勝ち得た金額です。一部左派は「年金をリスク資産に注ぎ込むなんて」と批判するらしいのですが、プラス70兆円と言う結果を考えると、株投資をやっておいて良かったに決まってます。

 

こうした知識も得られるので、このチャンネルはお勧めしていきたい所ですね。

 

 

3.投資家ぽんちよ

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米国株投資を行うぽんちよ氏のチャンネルです。積立NISAやiDeCoなど、『バカでも稼げる米国株高配当投資』以降に出来た新たな投資信託についても沢山解説してくれている初心者の味方ですね。

中田敦彦氏の動画の反論(補足)動画も出していて、既に紹介していますが、このチャンネルの魅力は

・具体的な買い方を教えてくれる

・様々な銘柄の解説

・新しい情報を知れる

特に具体的な買い方を動画で解説してくれるのは大きいです。私は楽天証券を開設したんですが、ネット証券なんて初めてですから、とにかくおっかなびっくりで行っていました。これは面倒だ…と、何度も思いましたが、後で調べたら証券口座の開設動画も上げていたんです。素晴らしいぜ。

 

https://youtu.be/DytNL04j_pU

 

楽天証券で米国株を購入する方法解説』

こう言う動画を求めていました。

 

また、

https://youtu.be/czewrb6JvWY

『貯金と投資のバランスは?現金はいくらあれば大丈夫?生活防衛資金』

と言った、貯金と投資金額のバランスについても書いてくれています。

私からすると結構気になるテーマだったので、こうして動画にしてくださって助かります。

 

https://youtu.be/cIhcT6JUqMQ

そしてこの動画。中田敦彦氏のお金の授業でもありましたが、やはり今投資をするならネット。銀行で開設するもんじゃないよ、と言う内容の動画です。

『【積立NISA】ゆうちょ銀行×メガバンクが厳選した銘柄とは?投資信託楽天証券と比較』

これも大変有益な動画です。世の中には「無地税」と言うものが存在するのだとよ〜く分かりました。詳しくはご覧になって下さいませ。

 

4.つみたてシータ

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つづいては、耳は解説に、目は可愛いニャンコに行きがちなチャンネルである、つみたてシータさんです。

神奈川県在住の兼業投資家の方で、ブログも運営されています。

「投資に臆病な日本人の資産を増やす」をコンセプトにしています。

私も大変お世話になっています。

この方も、ぽんちよさんと同じく初心者の方に向けた投資の動画を出していて、初心者の味方?積立NISAやiDeCoと言った自分年金などの投資信託を解説しています。

https://youtu.be/sV3hFjiOqRk

『積立NISAは毎月いくら積み立てるべきか』

私もやっている積み立てNISAですが、恥ずかしい事に手取りが少ない為中々投資に回せず、5ヶ月目ですが月々4000円しか積み立てておりません。積み立てNISAは年間40万円まで税金を控除するので、ひと月33333円まで積み立てる事が可能です。本来限度額いっぱいまでやるべきなのです。

金額の問題は常に頭にありましたが、この動画では長期投資に必要なメンタルを鍛える事を掲げています。

今、自分の積み立てNISAは大体10%くらい利益が出ているんですが、暴落して資産が下がるかもしれません。その時に小額ならダメージも少ない訳です。そうして鍛えていって、余裕が出たら限度額までやろうと言った内容ですね。

 

https://youtu.be/WoobSi2VxBk

『積立NISAとiDeCoの違いを比較!併用・使い分けのやり方を解説』

また、積み立てNISAとiDeCoについてのメリット・デメリットを解説している動画もあります。「今iDeCoを始めるか積み立てNISAを始めるか悩んでるんだよな〜」と言う人におすすめですし、いっそ併用しちゃうか?と思ってる方も参考になるんじゃないかと思われます。

 

 

5.両学長リベラルアーツ大学

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投資と言うより、お金そのものの勉強が出来るのがこちら「両学長リベラルアーツ大学」です。

こちらでは画像のように、お金にまつわる5つの力である

1.貯める力

2.稼ぐ力

3.増やす力

4.守る力

5.使う力

を鍛えていく事で経済的自由を目指すチャンネルになっています。

私も沢山の動画で学ばせていただき、安月給故に耳が痛い事も多々あります(笑)

 

この学長はIT会社社長であり投資家でもあるんですが、かなり沢山の動画を出していて、これだけで頭が下がります。本も出しており、2021年中田敦彦氏のYouTubeで解説されました。

 

両学長のおすすめ動画は、

https://youtu.be/KsU7FJQMkU4

『第54回 株式投資でしてはいけない8つの投資法』

この動画をラストに持ってこようと思いました。

散々投資についてのYouTubeチャンネルや動画を上げてきましたが、じゃあ何が一番良いのか?そう思った時にこちらをご覧頂きたいんですね。

この動画、殆どの投資法が実は紹介されています。

動画の意図は簡単で、要は投資に正解は無いということなんですね。どこまでも自己責任の世界です。

自分の頭で考えたく無い、正解教えて、という人は、そもそも株なんてやらない方が良いとまで言っています。

 

私は過度な自己責任論は嫌いですが、資本主義社会で生きている以上、また、現在の日本で生きている以上、ある程度の自助努力は必ず必要になってきています。

 

お金は大事です。そのお金を守る為に何をすべきか。

日本で株式投資を行なっている人は、ビジネスパーソンで大体4割だそうです。そして多くが日本株です。

今まであげたチャンネルを見ていて、日本株を推していたチャンネルは、ゼロです。

これは数字を見れば分かりますが、日本株は30年間低迷してきたのに対し、米国株は上昇してきました。911リーマンショックも乗り越えてきたのです。また、日本と違い株が一株から買える点、投資家は会社のオーナーであると言う意識も大事だと言われています。

 

私としては、今後は全世界を中心にポートフォリオを組んでいくか思案中です。

 

投資を始めるには、早ければ早いほど良いと聞きますが、いきなり何も知らずに手持ちの金を全額突っ込むわけにも行きません。

しっかり見極めて、余裕のある資金で行うようにしましょう。

 

それでは、長い文章を読んでくださりありがとうございました!

また次回お会い致しましょう🙌

X JAPANとの出会い②初めてのアルバム

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WOWOW生中継ではありましたが、破壊の夜でX JAPANとの壮絶な出会いを経験した私。

ですが、しばらくはXのファンではありませんでした。

途中何度か見返して、『RUSTY NAIL』は良い曲だな〜なんて思ったりしていましたが、結局一番聴いてみたかった『Forever Love』は流れないし尻切れで終わるし、何やこれ。そんな印象でした。

ただ、見返していくうちにある変化が起きました。

『紅』を好きになっていたのです。

特にギターソロが気に入りました。今でも紅で一番好きな箇所はギターソロ全般です。

そうしたら後は早かった。WEEK ENDやSilent Jealously など名曲にも一気にハマりました。

またYouTubeでラストライブなどの動画を見ることも増えて、Xのライブって凄い!Xの曲をもっと聴きたい!!

そう思い始めました。

そうなると、やはりアルバムが欲しくなる。でもどのアルバムから聴いて行こうかと思ったら、店頭で目に入ったのが『X Singles』でした。X時代のシングルカット曲を集めたベスト盤です。『紅』や『Endless Rain 』『WEEK END 』など好きになり始めた曲が網羅されていました。

これは買いだろう。そう思ってなけなしの小遣いを叩いて購入しました。当時音源版をロクに聴いていなかったので、初めの頃はTOSHIの声のガラガラっぷりに驚きました。Forever Loveや破壊の夜のイメージがどうしても先行して、初期Xのガラガラ声が最初の頃は苦手でした。ただ、紅を20回くらい聴いていると、「この曲、この時期のXにはこのガラガラ声、荒々しさが必要だったんだ」と思うようになってしまうのだから凄い。私が毒されたのか、それとも楽曲の本当の魅力を理解する事ができたのか。多分両方ですかね。

『JOKER』、『Sadistic Desire』、『Say Anything 』など破壊の夜で聴けなかった初期の名曲も大好きになりました。

このsinglesで初期Xの耐性がついた事で、翌年の2009年に聴いたあの名盤に人生を変えられる事となるのでした……

 

続きます。

X JAPANとの出会い

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あくまでもいちファンの雑記です。

 

たまにリアルやネット上でも聞かれる話なんですが、「何でX JAPAN」を好きになったの?と言われるんです。私の見た目のせいか、「眼鏡をかけた優等生的印象」を相手に持たれるんですよね。そうなると、私の外見からとてもX JAPANには行き着かないようなんです。実際私も中2までXには、というかロックには興味がありませんでした。

何故私は今X JAPANと言うロックバンドが世界一好きなのか。

正直、なんとなく好きになっていったとしか言えないのです。

勿論、出会うきっかけと好きになった瞬間はありますが、それを全部人に話すと長くなります。なので適当にお茶を濁してきた。でも、まじまじと振り返ってみた事はなかったなと最近気付きました。

2020年8月現在、新型コロナウイルスは未だ猛威を奮っています。だから今年は仕方ないですが、X JAPANは2018年9月から一切活動をしておりません。アルバムに至っては制作発表された2009年から全然発売されず、11年の歳月が過ぎて行きました。

何故こんなバンドを好きでいられるのか。

自分の人生を変えたバンドについて、27歳を目前にした今改めて振り返ってみようかなと、そう思っております。

 

1.邂逅

今年で27歳になる私が、XJAPANと言う伝説的ロックバンドに出会ったのは、2007年の秋頃の事でした。当時中学2年生です。

 

私は元々漫画家集団CLAMPの大ファンでした。幼稚園の頃にCLAMP原作の傑作アニメ『カードキャプターさくら』を見ていた影響で、他のCLAMP作品も小中学生時代から読み込んでいたんですね。

そんな中、CLAMP原作のアニメや映画、ドラマCDの主題歌を集めた『クランパザール』と言うベストアルバムがある事を知り、誕生日プレゼントに購入してもらいました。CLAMP原作の映像作品には名曲が多い。坂本真綾の『GIFT』や『プラチナ』、田村直美の『ゆずれない願い』等、アニソン史に輝く名曲が数多く使われているんです。

その中に、XJAPANの名バラード『Forever Love』が収録されていました。思えばこの『Forever Love』が収録されてなければ今の私は無かったかもしれません。

何故XJAPANの代表作と言える本作が収録されていたのかと言うと、『X』と言うCLAMPの大人気問題作(言い方)の劇場版主題歌に採用されていたのです。当時私はXJAPANを知らなかったので、取り敢えず聴いてみました。

そしたら、長い。

8分以上ある曲で、しかもテンポがゆっくりだし、メロディもそんなに好きではない…

このように当時は感じたのです。しかし、それは私の感性が未だXJAPANのバラードを理解出来るまで磨かれていないのが原因でした。

 

2ヶ月ほど経ってから、私はろくに聞かなかった『Forever Love』の歌詞カードを読んでいました。あれだけ長い曲だが、結局何を書いているのだろうと気になっていたんです。

曲の最後の大サビ部分を読んでいくと…

 

Forever Love

Forever Dream

溢れる涙の中

輝く季節が 永遠に変わるまで

Forever Love

 

「ラストで「輝く季節が永遠に変わるまで」、ときて、題名である「Forever Love」か……

何だ、終わり方カッコいいじゃんか」

この感覚があったか無かったかで、私の人生は確実に変わっていたのではないかと思います。

歌詞の展開がまず気に入ったんですね。

当時私は映画ファンの階段を登り始めていた頃で、作品のストーリー展開というものに興味関心が一番出ていた時期だったからこその発想だったのかもしれません。

この感覚を持って、改めて聴き直してみる。

すると、長いと思っていただけの8分間があっという間に過ぎ去りました。

Forever Love』と言う曲を好きになった瞬間でした。

 

 

2.XJAPAN攻撃再開2008 I.V.〜 破滅に向かって〜 破壊の夜

 

年が明けて2008年。

Forever Love』は好きになった私ですが、その頃はまだXJAPAN自体を好きになった訳ではありませんでした。特にCDも探さなかったし、やはり当時は「クランパザール」収録曲を聴いていたかったんです。

そんな中、我が家に届いたWOWOWマガジンの表紙にXJAPANの文字がデカデカと出ているのを見つけて私は飛びつきました。

私はXJAPANが解散していた事も、hideが夭折していた事も何も知らずにいたんです。

WOWOWマガジンの内容は、XJAPANが10年の時を経て、この3月に再結成ライブを敢行すると言うものでした。数ページにわたって過去のXJAPANについての軌跡等と言った特殊記事が組まれており、XJAPANと言うバンドがあまりに巨大な影響力を持つロックバンドだったのだと痛感させられました。

ここで、私は気になった点があります。『Forever Love』はどうやってライブで演奏するんだろう?と言う点でした。

 

私は14年間「映画少年」で来ていました。映画こそ最高の芸術であり、音楽は映画の彩でしかない。そう思っていて、ラジオも音楽もろくに聴いていませんでした。CLAMP作品の主題歌など例外はありましたが、あくまで音楽は私の中で2番手3番手の娯楽であり、1番の娯楽は映画などの映像作品になっていました。

だから今までろくにライブ映像も観ていない。

その為音楽に対して余りにも無知でした。

 

Forever Love』はYOSHIKIのピアノが全編に流れています。しかし曲の中にはドラムの音がしっかり出てくる。YOSHIKIはドラム担当でもあったと言うのは流石に当時知っていました。だからこそ、YOSHIKIはピアノかドラムどちらを演奏するのだろうかと気になったのです。

今思えばアホらしい疑問ですが、音楽に疎いXJAPANのファンですらない当時は真剣な疑問でした。(勿論、YOSHIKIはピアノを演奏して、ドラムの音は音源に使われたものがバックで流れてくる様になっています)

「ライブを観てみたい」

そう思うのに時間はかかりませんでした。

しかし、WOWOWで完全生中継される「破壊の夜」の日は、私は家に居られませんでした。塾ではなく、当時所属していた弓道部の練習の為、自主的に市内運動公園の弓道場で練習をする日になっていたのです。

しかし行く時間の前に何曲かは聴けるだろう。そう思ってTVを点けて待機していたら、ライブが全く始まりません。

後に悪い意味で伝説となったのですが、この破壊の夜は開演が2時間半も押したのです。

そんな訳だから弓道の練習に間に合う訳もなく、一旦練習に行き、9時を回って帰宅しました。TVを点けると見事ライブの最中でした。曲は何と再結成のきっかけとなった『I.V』です。自分の運の良さを痛感しながら見ていくと、『紅』になりました。言わずと知れたX JAPANの代表作。

しかし、私はこの時『紅』すら知らずにライブを観ていたのです。お陰で「何かみんな盛り上がってるけど、この人達の代表曲なの?」と言った印象でしかありませんでした。この曲は後々毎日のように聴く曲になっていくんですが、当時は想像すらしていません。

それからしばらく見ていて、『ART OF LIFE』と言う曲になりました。

30分もある壮大な曲で、YOSHIKIの半生を基に作られた音楽史に残る名曲…なのですが、当時の私は「なんだかやたらギターソロの長い」曲にしか思えなかったのです。何て奴だ。

しかも曲の途中でYOSHIKIが倒れ、そのまま「破壊の夜」は終わってしまったんです。

私のロックの原体験はこの様な形で幕を閉じた。正直、何が何だか分からない。

古参のX JAPANファンの方にこの話をしたら悲鳴を上げるでしょう。『紅』も知らない完全初心者が初めて観たX JAPANのライブが、破壊の夜の生中継だったと言うのは最悪です。私もそう思うのですから。

 

しかし、このX JAPAN…というよりロックの原体験は、結局私の脳裏にいつまでも消えない爪痕を残し、見事数ヶ月後の私にXのアルバムを買わせるに至るのでありました。

 

続きます。