中嶋雑記帳

同人誌サークル中嶋商事主宰、中嶋條治のブログです。

鬼滅の刃遊郭編、早く最終回を観なければ…

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鬼滅の刃遊郭編はつい先程最終回(第11話)を迎えた。


実は私はしばらく観れてなかったので、最終回をリアルタイムで観ることを放棄した。今はNetflixで第9話を観ている最中である。

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みんな言ってる事なのだが、作画がとにかく素晴らしい。これは普通に劇場公開映画に匹敵…いや、それを越えてくるレベルだ。間違いなく『無限列車編』よりも迫力がある。ただ『無限〜』よりずっとグロテスクなので、仮に本作を劇場公開しても前作より客は入らなかっただろう。だから遊郭編は連続テレビ放送で良かったと思う。


鬼滅の刃』は毎週劇場版クオリティをファンから絶賛されるが、3社のみの製作委員会が何よりもクオリティを優先しているからこそ出来る事だ。同じフジテレビ公開のワンピースなどは立場が無いんじゃないか?

鬼滅の刃』は『無限列車編』の歴史的メガヒットのおかげで、クオリティファーストが許される数少ないコンテンツになれたと思う。

 

カネならばコナンもここ数年毎年50億以上の興収を生み出してくれる超優等生だが、こちらはむしろ東宝のメインエンジンであると言うプライドが驕りに変わりつつある。それが近年鼻につく。製作委員会の船頭の多さも良くない。ヒットさせる為に、クオリティより女性客への奉仕が目立つ内容に感じる。ただコナンはそれでファンを楽しませているし、実際その分儲かっている。ヒットしてファンにも愛されている辺り、他の「クソつまらなくてヒットもしない大多数の邦画」より遥かに価値がある。


今後の鬼滅の刃に関しては一切心配していない。現代の深夜帯にしては十分視聴率も取れているから、今後もクオリティファーストで作品制作をしていくに違いない。この品質至上主義が収益に直結しさえすれば、アニメは勿論実写畑でも高品質な作品が沢山世に出てくれるのではと思う。